杉本優 ＜指揮者＞YU SUGIMOTO <Conductor>
プロフィール
１９９０年生まれ。５歳よりピアノを始め、中学２年生の時に大友直人指揮京都市交響楽団と共演。ウィーン国立音楽大学ピアノ室内楽科を経て、ハンブルク音楽演劇大学指揮科を卒業。これまでにピアノを椚紀子、椿久美子、福井尚子、野原みどり、Avedis Kouyoumdjian の各氏に、指揮を小澤征爾、湯浅勇治、 Ulrich Windfuhrの各氏に師事。
高校在学中の２００８年から２０１３年までローム・ミュージックファンデーション音楽セミナー指揮者クラスに参加。同セミナーの指揮研修生として、特に小澤征爾氏のレッスンは度々受講した。２０１１年、２１歳でブザンソン国際指揮者コンクールの本選の２０人に選出される。２０１３年、鎌倉での小澤征爾音楽塾特別演奏会を指揮。同年、サイトウ・キネン・フェスティバル松本の青少年のためのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」を指揮しオペラ・デビューも果たしている。 その後神奈川フィルハーモニー管弦楽団、京都市交響楽団、ドイツのハンブルグ交響楽団、ドレスデン州立オペレッタ管弦楽団、デトモルト州立歌劇場管弦楽団、フィルハーモニー・バーデン＝バーデン、テューリンゲン交響楽団、ハレ管弦楽団、ミュンスター交響楽団、ハイデルベルグ・フィルハーモニ管弦楽団、イタリアのアブルッツィ交響楽団等を指揮。オペラの分野でも、「魔笛」、「皇帝ティートの慈悲」、「リゴレット」、「エウゲニ・オネーギン」、ヘンデル「アルチーナ」、「オレステ」、ウルマン「アトランティスの皇帝」といった、バロックから現代にいたるまでのレパートリーを着実に取り組んでいる。
指揮活動と並行して、現在もピアノ奏者として、各演奏会、音楽祭に出演。ヨーロッパ（オーストリア、チェコ、フランス、ドイツ、イタリ ア等）を中心に、室内楽等で活動している。 ２０１２年・２０１３年度ローム・ミュージックファンデーションの奨学生。２００８年度京都芸術祭京都新聞社賞、 ２０１４年度滋賀県次世代文化賞を受賞。２０１６年～２０１８年、オーケストラ指揮者では日本人で初めて ドイツ音楽評議会の Dirigentenforum に登録された。
ニュース
- 2020.04.17
INFO - 公演情報
2020/08/22 フィリアホール